2007年06月04日

朝、平良道場で「首里子ユンタ」稽古。
明らかに発声が違う。
発声とはいっても、声量や響きや鳴りなどといった初歩的なもの
のことではない。質というか色のことだ。誰がどう聞いても、
わたしの声は明らかに現代人なんである。
うちで読みをやっていても、これが出来なくて気持ちが悪い。そして、
どこをどうすればああいった声になるのか、またどういった環境
だからそういった声になるのか、考えてやってみるがまだワカラナイ。
まさに、最近の時代劇を観ているような違和感だ。

そういえば数か月前に、とある俳優Mさんが出演している二時間
サスペンスを偶然、観た。
Mさんといえば時代劇、という印象があったので、現代モノでしかも
サスペンスという状況は少し新鮮に感じられた。
で、興味津津で観はじめたのだが…これが、発声が違うのである。
警事の役なのに、岡っ引きの親分のような声質…確かに職業的には
同じなんだろうが、いくらなんでもスーツにネクタイでトレンチ
コートを羽織ってそれはないだろう、と思った。
しかし、わたしがレベルが低いんで分からなかっただけで、もしか
したら上手い人から観れば、それで正しかったのかもしれない。
だから本当はこんなうかつな意見は言えないが、そういうことも
あるんだなぁと思った。

で、声が違う。しかも、役を離れた日常の発声から違うのだから、
ちょいと困難である。
しかし、どうにかしなけりゃあ。
稽古しましょう。




Posted by おくに at 23:59│Comments(0)
 
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