2007年06月03日



昼、弟の試合を見に行った。
弟は総合格闘技のジムに通っていて、今年で二年目になる。今日は
そのデビュー戦であった。
「デビュー戦」なんて言うと聞こえはいいが、実際は交流戦のよう
なもので、入場無料でジムが会場、客は家族や友達…といった、
手作り感の溢れる小さな試合だった。

この、なにやら他人事とは思えない厳しそうな状況。主催者らしい
偉そうな人が、開会式で言っていた。

『〜残念ながら、沖縄の総合格闘技界はまだまだ盛んではありません。
しかし、今後も今日のような機会を設けることにより、世間一般
への認知度を高め、更なる発展をさせていこうじゃないか』

みたいなことを。
妙な親近感を覚えた。
沖縄の現代演劇も、世間一般への認知度を高め、更なる発展をさせて
いけたらいいじゃないか。

で、当たり前だが、規模が小さいとはいえ選手たちは真剣に戦っていた。
その予想以上の迫力に、うっかりかぶりつきで観ていたわたしは、
すっかり圧倒され引き込まれてしまった。
「期待していなかった」のは確か。しかし、それを差し引いても
十分に楽しい時間であった。

弟は残念ながら負けた。悔しいと思っているかどうかはわからないが、
いや、思っているはずだが、今後はその負の力をバネにして、より
一層、訓練にはげんでもらいたい。



Posted by おくに at 23:59│Comments(2)
この記事へのコメント
おお、グラップラーか。
弟ちゃん格闘技やってたのけ?
すっげー。
てか、弟いたのね。知らなんだ。
何かに真剣に打ち込む姿ってのは
惹かれるものがあるよね。
YOUの演劇に打ち込む姿も
同じように人を惹きつけてるに違いないYO!
Posted by みっちー at 2007年06月05日 08:39
〉みっちーさん

う!
なんかあれですよー、照れますよ…。
そんな全っ然!真剣なんかじゃないですよ!
自分不真面目っす!
いや、ナメてますよ、芝居!
いやいや、むしろ馬鹿にしてますってあんなもん!
あんな取るに足らないもんは鼻ク…いや。嘘でもそんなこと言っちゃいかんすね…。
Posted by にくなか at 2007年06月05日 09:05
 
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