2007年04月02日

穴鈴

食卓に、このようなものが転がっていた。



喜々として取り上げると中は空っぽ…非っ常ぉに腹が立ち、燃えや
すいように八つ裂きにしてやろうか蝋人形にしてやろうかぁ!
と、憤慨した。むきぃっ。
っきぃっ!
が、次の瞬間。
箱を、改めて憎しみ…肉しみを込めて睨んだその瞬間!
わたしの心に、ある疑問が生まれた…。そしてそれが荒ぶる感情を
忘却の彼方へと昇華させたのであった。

その疑問とは。


それは。



「彼の階級はなんであったか」ということ。


………。


分かるだろうか?分かってくれるだろうか…?

少佐かい?
少佐なのかい、おまいさん。



Posted by おくに at 20:05│Comments(0)
 
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