内でも外でも

おくに

2008年10月05日 23:59

日曜ロードショーで『ポセイドン』を観た。始終大パニックだった。
いくつもの劇的なキメ台詞の中でも、飛び抜けて強烈だったのがこれ。

「わかんないけど足が届かないよーっ!!あ゛ーーーーんっ!!!」

突然行方不明になった子どもが、水没しそうなところを母親に発見され、

「どうしてそんなところにぃ?!」

と聞かれて答える台詞。聞く方もどうかと思うが。
子どもがそこに至る経過がなく、その一言で片付けられてびっくりした。
しかし、考えてみれば役にも、役者にとっても非常にリアルな台詞であり、
革新的な台詞かもしれない。ドイツの人の本以来の衝撃ですわ。
たぶんTV用に編集されたから、こんな風になったんだろうけど。でもそ
の方が面白いから、この映画はこうなんだと信じることにした。


さて、今日はご近所でカジマヤーがあった。
このブログは、沖縄以外にお住まいの方も読んでくださっているので、ごく
簡単に説明をいたしますと、カジマヤーとは「97歳のお祝い」のことで、
皆でカラフルなカジマヤー(=風車)を手に、地域をあげて祝うのです。

こんなの。


ということで、住宅地にも関わらず、庭先にステージとテントを組み、昼過
ぎから飲めや歌えや食えや踊れやの大騒ぎでありんす。
主役のおばあちゃんは非常に元気な方らしく、視線はしっかりして、受け
答えもちゃんとでき、20年前の記憶をはっきりと覚えているそう。
おそるべし。97歳。こんな風に年をとりたいもんだい!