きのせい祭り―6

おくに

2007年07月29日 16:46

キジムナーフェスタ六日目。
中の町公民館で「未来の原始人?!」を観た。どの辺が未来なのかは
よく分からなかったが、みんなウホウホ言っていたので楽しかった。
鑑賞しながらどこかで観たことがあるなぁと思っていたら、そうだ、上戸彩
主演の「下北サンデーズ」で似た設定のお芝居をやっていたのだった。
とはいえ、こちらの「未来の原始人」の方がワイルドで、土臭いパワーが
あって、生っぽさが感じられ、何カ所か笑えたし、面白かった。
ツボだったのは高宮城実人さん。初日の「泊阿嘉」でも笑わされたのだが、
今回もヤラレた。怪物くんの唄を口ずさみつつうろついたり、頭に松明の
火を近づけて髪をチリチリに焦がした風で「アチチッ!!・・・・・・パンチ!
パンチ!!」と叫んだりと随所に小ネタを仕込んであり、その切れ味は
とても勉強になった。
あと特筆すべきだったのは、何というか、境目のあまりない芝居だったことだ。
ちなみにボーダーレスという意味合いではない。なんか、こう。あまり感じ
なかったのだった。境界を。